「潰瘍性大腸炎にルイボスティーは効果ある?」
こんな疑問を解決します♪
結論から言うと、「ルイボスティーは抗酸化作用があり、潰瘍性大腸炎におすすめ」であると考えられます。
潰瘍性大腸炎の発症過程において、組織に炎症を起こさせている張本人は「活性酸素」と言われています。ルイボスティーも持つ「抗酸化作用」とは、この活性酸素を除去することで、身体を酸化から守る働きのこと。
この記事では、ルイボスティーと潰瘍性大腸炎への効果について見ていきます。
本記事の筆者は、22歳で潰瘍性大腸炎を発症し食事療法により症状の改善に成功しています。本記事の内容は、「西式甲田療法」で知られる甲田光雄医師、薬を飲まない病気の治療の第一人者・安保徹医師、自らも潰瘍性大腸炎を克服した西本伸司医師の主張を参考にしています。
また潰瘍性大腸炎の原因・治療法は完全に解明されておらず、医師・研究者により諸説展開されています。
本記事でご紹介する食材や栄養素の効果は一説に基づくものであり、万人への効果を保証するものではありませんのでご了承ください。
ルイボスティーとは?
ルイボスティーの原料ルイボスは、マメ科アスパラトゥス属の植物。ルイボスティーはルイボスの葉を発酵させて作られるお茶です。
ルイボスの産地は非常に限られています。南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈のみで育つことで知られています。限られた環境にのみ適応した幻の植物なんですね。
現在では日本でも広く知られるようになったルイボスティー。現地ではその効果効能の高さから「不老長寿のお茶」として古くから飲まれていたようです。
ルイボスティーの効果効能
ルイボスティーは、健康効果抜群のハーブティー。栄養別にさまざまな効果効能があります。
美肌効果
ルイボスティーの特に優れた健康効果は、抗酸化作用。SOD酵素、フラボノイドといった活性酸素を除去する成分を含んでおり、肌をはじめとしたあらゆる身体の老化を防いでくれます。
アレルギー緩和
活性酸素はアレルギー症状の原因でもあります。ルイボスティーの抗酸化作用は、アレルギー症状の改善にも効果を発揮します。
実際、潰瘍性大腸炎も免疫異常によって起こる病気であり、アレルギーと通ずる部分もあります。
血管トラブル防止
ルイボスティーに含まれるルチンと呼ばれる物質には、血流促進作用、血圧降下作用などがあり、血管の健康にも効果的です。
この他にもさまざまな健康効果が。その中でも「抗酸化作用」が、潰瘍性大腸炎に効果的だと考えられるのです。
潰瘍性大腸炎に効果的なルイボスティーの効果:抗酸化作用
潰瘍性大腸炎は免疫異常により大量発生した活性酸素が、組織を攻撃することで発症すると言われています。
活性酸素はもともと、身体に侵入した細菌やウイルスなどの外敵を攻撃し、身体を守ってくれるもの。しかし厄介なことに、活性酸素は、外敵であれ自身の組織であれ、見境なく攻撃してしまうという性質が。それゆえ増えすぎると、細胞を攻撃して老化やガンの原因に。活性酸素は身体を守る反面、有害物質でもあるのです。
そこで、有効だと思われるのがルイボスティー。ルイボスティーに含まれる「フラボノイド」「SOD酵素」という物質には抗酸化作用があり、潰瘍性大腸炎に効果的だと考えられます。
グリーンルイボスはフラボノイド10倍
ルイボスティーには2種類あり、その色「レッドルイボスティー」と「グリーンルイボスティー」に分けられます。
このうち、抗酸化作用のあるフラボノイドを多く含むのは、グリーンルイボスティーです。レッドの約10倍のフラボノイドを含んでいると言われています。
ルイボスティー、特にグリーンルイボスティーは、強力な抗酸化作用ゆえに潰瘍性大腸炎に非常に効果的な飲み物だと考えられます。
ルイボスティーで潰瘍性大腸炎の原因物質・活性酸素を除去
ルイボスティーはクセがなく飲みやすいハーブティー。価格も比較的安価で手軽に購入可能。強力な抗酸化作用を持つルイボスティーは症状の改善が期待できるので、潰瘍性大腸炎の方には是非試してほしいおすすめの飲み物です。
ルイボスティーを美味しく飲んで、症状の改善したより健康な毎日を目指しましょう。
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