曲を作るときに、あなたは何から作り始めていますか?
メロディーから作る人、歌詞から作る人、コードから作る人、
いろいろいらっしゃると思います。
もちろん、これが正解というのはありません。
ですが、1つ言いたいのは、メロディーがコードにとらわれてはいけないということです。
何かのテレビ番組で、Mr.Childrenの桜井和寿さんが「歌詞はメロディーの奴隷になってはいけない」と言ったいたのを覚えていますが、お言葉を借りるなら
「メロディーはコードの奴隷になってはいけない」ということです。
リスナーは、ミュージシャンじゃない限り、コード進行なんて聴いていません。
もちろんコード進行から曲の雰囲気を感じとることはありますが、耳コピができる人じゃない限り、聴いている途中でコード進行まで意識はいきません。
リスナー目線で「いいな!」と思われる曲を作るように心がけましょう!
メロディー
個人的におすすめなのは、
まずはコード進行とか言葉とか細かいことは気にせず、これ!という最高のメロディーを作ること。
とにかくメロディーにこだわりましょう。
自分の快感ポイントに敏感になってください!😆
自分が気持ちいいと思えるメロディーに妥協してはいけません!🤣
このときに、歌いながら作ること。
もしかすると、一緒に歌詞が断片的に出てくるかもしれません。
その歌詞は大事にしましょう。
言葉にはそれぞれ特有のイントネーションがあるので、
自然に出てきたその言葉はそのメロディーに対して自然に出てきたはずだからです。
その言葉から歌詞を広げていきましょう。
ここでは歌詞のことは一回置いておきます。
コード
そして、次にそのメロディーにあったコード進行を探していきましょう。
コツとしては、その部分のメロディーが構成音に入っているコードを探すこと。
わからなくなっても妥協しないで!
最高のメロディーを最大限に活かすコードは絶対に存在します。
もしかすると、理論的におかしいかな?となったり、見たことのないコード進行になるかもしれません。
でもそれがしっくりきたなら、自分の感覚を信じてください。現在当たり前になっているコード進行も、そうして生まれたはずなのですから。
それがあなたの個性。
大切なのは、一曲最後まで作りきること!💪
途中で微妙かな?と思っても、とりあえず作りきってください。
そうすることで、作曲の底力がつきます。
歌詞
歌詞は詞先じゃない限り、メロディーを作りきった後からでいいと思います。
断片的な言葉から歌詞を広げていく際に、自分の言いたいことが見えてくることがあります。
文章を書くときも、初めは何を書いたらいいのか分からなくても、1文書き始めたらどんどん調子が出てくることありますよね?
歌詞を作るときも、偶然出てきた言葉はそれだけでは意味を持ちませんが、
作っていくうちに自分の中に眠っていた言いたいことが芋づるのように出てきて、
最初は意味を持たなかった言葉のピースが繋がって、1つの意味ある詞になるものです。
最後に
とにかくメロディーにこだわること!
リスナー目線で、でも自分の快感ポイントに敏感に。
一曲作りきること!
力も自信もつきます。
では、健闘を祈ります!
お疲れ様でした!