✔️中学生の子どもをお持ちの方
✔️子どもがいじめられているのでは、と感じている方
上記の方に向けた記事です。
中学生になると思春期を迎え、身体的にも精神的にも変化が訪れる年齢になります。
そのため、人間関係においても変化があり、いじめに発展するケースも珍しくありません。
この記事を書いている僕も、幼稚園〜中学生までいじめを受けていた経験があります。
また僕の周りでも、小学校のときは全くいじめられていなかったのに中学生になって急にいじめられ出した人も少なからずいました。
では、中学生のいじめは具体的にどんなものがあるのでしょうか?
この記事では、具体的な特徴といじめ対策、またお子様のいじめに気づくヒントを紹介します。
☕️この記事は3分で読み終わります☕️
中学生のいじめの特徴4選
暴力を振るう
男子に多い傾向があります。
殴る蹴る以外にも水をかける、唾を吐きかけるなど多岐に及びます。
中学生になると男子は第二次性徴が出てくるため、力が強くなり、大ケガにつながることもあります。
悪口をいう
いじめの代表格です。
グループのメンバー内で共通のターゲットを作り、その相手に傷つく言葉を言ういじめです。
男子の場合、「デブ」「バカ」等の傷つく言葉を、直接的に相手に投げつけます。
これに対し女子の場合は、相手に聞こえるように噂話をする傾向があります。
LINEやTwitterなど、SNS上で行われることもあります。
無視する
話しかけてられても無視するなど、いないものとして扱います。
人間には承認欲求があるため、無視は精神的にかなり苦しいものがあります。
女子に多い傾向があります。
ものを隠される
いじめグループがターゲットの持ち物を本人が知らないところに隠し、困らせるといういじめです。
気づいたら文房具がなくなっていたりします。
しかし教師から見れば証拠がないので、いじめなのか、ただの忘れ物なのか区別がしづらく、気づかず見逃されることも多いです。
された側も、ものを取られた瞬間を見てないわけですからどこに隠されたかもわかりません。
対策
まず前提として、いじめは犯罪です。
もしいじめが明らかになったら、学校に報告し、警察や弁護士に相談しましょう。
そして大事なことは、いじめの証拠を形に残すことです。
体のアザ、制服の汚れ、かばんの汚れ、SNSのトーク画面など何でもいいので、
写真に撮るなりスクショするなりして、いつでも見せられるように残しておきましょう。
いじめに気づくには
いじめを受けていると何かしらの変化が見られます。このSOSに気づくことがいじめの早期発見につながります。
外見
・体にアザができる。腹や背中などの不自然な部分にもある。
・制服、かばん、靴が汚れている。雨でもないのに汚れていると要注意。
・教科書、文房具が破損している、無くなっている。
様子
・元気がない、食欲がない。思春期のため、必ずしもいじめとは言えないが、要注意。
・背後を気にする、音に敏感に反応する。
特に女子の場合、暴力によるいじめが少ないため、外見では気付きづらいことも。
いじめに気づくには、普段の子どもとのコミュニケーションがとても大切だということです。
また、いじめを受けていることを告白するのはとても勇気がいること。子ども自らはなかなか言い出せないものです。
確証が得られない場合には、勇気を出してお子様に聞いてみましょう。言ってくれるかどうかはわかりませんが、「私はあなたの味方だ」と伝えてあげましょう。
早期発見&素早い対策を!
いじめは放っておくとどんどんエスカレートしていきます。
お子様を守るのは一日でも早く気づきと、迅速な行動です。
それではまた。