
こんな方向け。
就職活動を考えているフリーターの方の中には、「アルバイトの志望動機は経験済みでも、正社員の就活用のものはあまりor全く書いたことがない」という方も多いのでは?大学時代に就活を経験しなかった場合、本格的なものはほとんど未知の領域だったりしますよね。
実は、フリーターの就職活動の志望動機において、採用担当者に好印象を与えることができる、効果的な書き方が存在。いくつかコツがあり、実際フリーターから正社員への就職に成功した経験のある筆者が、体験談も踏まえ深掘り解説します。
- フリーターの就職活動における、志望動機の失敗例
- フリーターの就職活動で、確実に好印象を与える志望動機のコツ
本記事を読めば、志望動機の書き方で悩むフリーターにとって、効果的な志望動機の書き方がサクッと理解できます。
- フリーターの就職活動で、ありがちな志望動機の失敗例
- フリーターの就職活動で、採用担当者に確実に好印象を与える、志望動機のコツ【自己PRを埋め込むべし】
- プロに見てもらうなど、可能な限りクオリティを高く【ライバルに差】
- まとめ
フリーターの就職活動で、ありがちな志望動機の失敗例
「バイトの履歴書しか書いたことねぇよ…」と言う方は、正社員の就活用の志望動機は、割と未知の領域ですよね。就職活動において、アルバイトの履歴書と同じ感覚で志望動機を書くと、かなり微妙。フリーターの就職活動でありがちな志望動機の失敗例には例えば以下のようなものが。
フリーターの就活での志望動機の失敗①: 待遇面など、自分中心の動機ばかり書いている
「給料がいい」「労働条件が希望にピッタリ」etc。志望する理由が「待遇面など自分中心の動機」だと、採用はかなり難しいでしょう。自己中心的な志望動機だと、「楽なところを選んでいるだけでは…?」「ちょっとしんどいことがあるとすぐ辞めるのでは…?」など、ネガティブな印象をほぼ確実に持たれるでしょう。
確かに、正直な理由を問われれば、大多数の人が「休みが多い」「給料が高い」といったところでしょう。とは言え、それをそのまま正直に企業に伝えるのはNGです。
フリーターの就活での志望動機の失敗②: 「その企業」に入りたい理由が、抜けている
「接客業をしてみたいと思った」「事務職に興味がある」など、一見すると良さそうな志望動機でも、正社員での就職活動の場合は、よくて「50点」といったところ。
アルバイトの志望動機なら、上記のようなもので充分だったりするのですが、正社員の就職活動の場合、「その企業」に入れたい理由が抜けていると、微妙。「同じ業種で待遇が良いところがあれば、そちらを選ぶのではないか?」といった印象を与えてしまうことに。
フリーターの就活での志望動機の失敗③: フリーターならではのアピールポイントがない
見落としがちなのが、「フリーターならではの志望動機」かどうか。良さそうな志望動機でも、「新卒だったりニートでも書ける志望動機」だと非常に残念。
いくらあなたが魅力的な志望動機を書いていたとしても、同じようなことを書いている新卒の応募者がいれば、あなたの志望動機は霞んでしまいます。また、働いた経験がない人でも書けるような内容だと、「この人はフリーターの期間、何をしてきたんだろう…?」と疑念を与える原因に。
フリーターの就職活動で、採用担当者に確実に好印象を与える、志望動機のコツ【自己PRを埋め込むべし】
フリーターの就職活動で、採用担当者に好印象与える志望動機の書き方のコツを、3つほど解説。僕はこの内容を意識することで、内定を立て続けに勝ち取ることができました。すべての項目に共通して言えることですが、「自己PRをステルス的に埋め込む」感覚が、効果的だったりします。
好印象を与える、志望動機のコツ①: 「自分が入社することで、企業にどのようなメリットを与えられるか」を埋め込む【相手視点で考える】
就活において、「自分と言う商品を売り込む」みたいな話は聞いたことがある方もいるのでは?とは言え、これだけ言われてもざっくりしすぎて、イメージがわかない方も多いと思います。
これは要するに、「自分を採用することで、御社にはこんなメリットがありますよ」といった内容をアピールすること。実際にセールストークでも使われるテクニックなのですが、「相手視点」で考えることがキモ。採用担当者にとって、あなたが入社後の未来が具体的に見えることが重要だったりします。
もし営業職への就職希望だと、ここがわかっていると一目置かれるかもしれません。ちなみに、僕は当時Webマーケティングについても勉強していた最中で、そこで学んだ「相手視点でメリットを伝える」を意識した文章だったり面接だったりを意識した結果、うまくいきました。
好印象を与える、志望動機のコツ②: 同業他社ではダメ、「その企業」に入りたい理由をアピール【アルバイトより、さらに深く】
アルバイトの志望動機だと、「接客が好き」「事務作業が得意」など、「その業界」を志望する理由でも充分だったり。しかし、正社員への就職となると、さらに深く「その企業」じゃないとだめな理由まで伝える必要あり。
正社員の採用となると、企業側からすると「これから長く勤務してくれる」ことが前提に。「同じような業種なら、どこでもいい」感が出てしまうと、「もっといい条件のところがあれば、そっちを選ぶのでは…?」と言う印象を与える原因に。
志望する企業の「業務内容」「理念」など、その企業のオンリーワンな部分をピックアップし、志望動機に埋め込むことを意識。「御社じゃないとダメ」という強い意志をアピールする効果が生まれます。
好印象を与える、志望動機のコツ③: フリーターならではのアピールポイントを埋め込む【新卒には書けない】
日本の就職市場は、「新卒採用主義」が主流。いくらフリーターのあなたが良い志望動機を書いていたとしても、同じ条件の新卒がいると、どうしても新卒が採用されやすい傾向に。
そのため、「フリーターだからこそ書ける」志望動機を組み立てることが効果的。採用担当者に、「新卒を採用した場合では、決して得ることができないメリットがある」ことをアピールできます。
フリーターの強みは、例えば以下。
- 新卒とは違い、社会経験がある
- 様々な業界を経験し、汎用性が聞く
- 応募企業で活かせるスキルがある
これまでの経験だったり、現在の職場と志望する職場の業種の相違だったりで、アピールするところが変わっきます。
プロに見てもらうなど、可能な限りクオリティを高く【ライバルに差】
志望動機は、可能な限りクオリティーを高くしておくこと。フリーターから正社員を目指すライバルは非常に多いので、いかに差をつけるかがポイント。
「自分ではちゃんと考えている」「第三者に相談する」のどちらかはできている人は多くても、両方できている人は意外と少なかったり。しっかり自分で考えつつ、就職エージェントなどのプロも利用しつつ、完成度の高い志望動機を作りましょう。就職活動全体のパフォーマンスをハイレベルにすることが、明るい未来を掴み取ることにつながってきます。
✔おすすめのフリーター向け就職エージェント
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まとめ
最後にポイントをまとめておきます。
✔フリーターが好印象を与えられる志望動機のコツ
- 自分を採用すると得られるメリット
- 「その企業」じゃないとダメな理由
- フリーターならではのアピールポイント
志望動機の中に、自己PRを埋め込む感覚で、作っていきましょう。志望動機は第三者に見せつつ、可能な限り高いクオリティーに仕上げると、内定を勝ち取りやすくなる予感。
フリーターの就職活動は、大変なことが多いですよね。でも、ライバルたちもあなたと同じように、苦しんでいるはず。志望動機など肝となる部分で少しでも多く差をつけ、ライバルより優位に立ちたいところ。賢く有利に就職活動を行い、胸をはれる未来を掴み取りましょう。
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