「ドラム初心者なんだけど、スタジオ練習だけじゃ足りないから自宅でも練習したい!」
「生ドラムは近所迷惑だから、電子ドラムが欲しい!おすすめはある?」
こんな疑問を解決します♪
生ドラムは大音量が出る楽器。自宅で生ドラムを演奏するのは、防音室でもない限り難しいですよね。
かと言って、毎回スタジオを借りて練習していては、長期的に見るとお金がかさむのが悩みどころ。上達速度もガクンと落ちてしまいます。
そんな悩みを解決してくれる夢のアイテムこそ、電子ドラム。
この記事では、自宅でもドラム練習したい方向けに、元バンドマンの筆者が初心者におすすめの電子ドラム&選ぶ基準をご紹介します!!試奏動画付きですので、実際にサウンドを聴き比べられますよ♪
この記事を参考にすれば、あなたの求める電子ドラムが見つかり、自宅で思いっきりドラム練習ができること間違いなしです。
- 電子ドラムとは?
- 電子ドラムは上達する?
- 電子ドラムにはどんな種類がある?【選ぶ基準を解説】
- ドラム初心者におすすめの電子ドラム【5万円前後】
- おすすめの電子ドラム【5万円~20万円前後】
- おすすめの電子ドラム【20万円以上】
- 電子ドラムで自宅練習して、周りに差をつけろ!
電子ドラムとは?
電子ドラムとは、電子的な処理で音を発生させ、演奏する仕組みの楽器のドラム。叩く部分の振動をセンサーで受け、その電気信号により音源を鳴らし、アンプやスピーカー、またはヘッドホンで音を聴く。
この説明の通り。電子ドラムは、物理的に太鼓やシンバルを鳴らすアコースティックドラムとは異なり、内蔵された電気的な音源を鳴らします。
電子ドラムは、アコースティックドラムの練習用として使用されることも多いですね。
電子ドラムは上達する?
「電子ドラムを使って練習した場合、果たして本当に上達するのか?」ということは、気がかりなポイント。
これには電子ドラムのグレードが大きく関わってきます。なぜなら、グレードが高いものほど、本物のアコースティックドラムに近いセットや打感が再現されているから。
アコースティックドラムの練習用ならば、やはり経験上、本物に近いモデルで練習した方が効率よく上達できます。とはいえ、価格も気になるところ。
安くない買い物ですので、ちゃんと納得して購入したいですね。後悔しないように選びましょう。この記事では読者様にぴったりの電子ドラム選びを全力でお助けします。
電子ドラムにはどんな種類がある?【選ぶ基準を解説】
電子ドラムは価格やグレードに応じて、様々なタイプがあります。打感の再現度、打音の消音性、機能の充実度など、価格によって大きく変わります。
- ドラムセット全体の形状
- 打面(パッド)の素材
- キックペダルのタイプ
- ハイハットスタンドのタイプ
- 電子ドラムのメーカー
これらの違いにより、さまざまな電子ドラムが存在するのです。
勿論グレードの高いものほど本格的になり、生ドラム(アコースティックドラム)に近くなります。
とはいえ、価格やお住まいの環境を考慮した上で総合的に判断することをおすすめします。
ドラムセットの形状は?
電子ドラムのセットは、アコースティックドラムのようなダイナミックなセットから、狭い部屋にも置けるように折り畳めるものまで様々です。
①簡易的な折り畳めるセット
簡易的な折り畳めるセットはコンパクトなので邪魔にならず、賃貸にお住まいの方にもおすすめできます。その反面パーツも簡易的であるため、本物のアコースティックドラムとは少し異なっています。
②本格的なセット
アコースティックドラムさながらの本格的なセットは、高価で場所こそとるものの、上達効果は抜群。やはり本物に近ければ近いほど、練習効果はあります。
打面(パッド)の種類は?
お次は「打面(パッド)」。
打面は価格帯により、材質や叩いた時の感触が変わってきます。
主なタイプは以下の3つ。
- ゴムパッド:安価
- メッシュパッド:静音性が極めて高い
- シリコンパッド:静音性は高く、上達効果高い
①安価な「ゴムパッド」タイプ
ゴムパッドの特徴
安価である
跳ね返りが強い
打音が大きめ
まずは、ゴム製のパッドです。
ゴムパッドは安価なので、初心者でも気軽に購入できます。
その反面、跳ね返りが強く打面の張り具合を調節できないこと、また叩いた際の生音が大きく集合住宅にお住まいの方にはあまり向いていないなどのデメリットがあります。
とはいえ、やはり安価ゆえに気軽に買いやすいですね。集合住宅でない方なら問題ないこともありますので。
②静か&跳ね返りを調節できる「メッシュパッド」タイプ
メッシュパッドの特徴
跳ね返りの強さを調節できる
叩いた感覚が本物に近い
打音は極めて静か
値段は高め
次に、打面がメッシュになっているタイプです。
メッシュパッドは打面の張り具合を調節できるので、跳ね返りの強さをお好みに合わせて変えられます。アコースティックドラムにおけるチューニングができるわけです。
また、叩いた際の打感がアコースティックドラムに近く感覚の差が少ないので、練習用として有能です。
メッシュパッドはその名の通り叩く部分がメッシュ素材。静音性に長けており、外に漏れる生音はスティックと打面が擦れる「シャッ」といった音くらい。周りに聞こえる生音が小さく、集合住宅の方も安心して練習できます。
価格は、ゴムパッドに比べると少し高価になります。
③本物顔負けの打感「シリコンパッド」タイプ
シリコンパッドの特徴
打感が本物に極めて近い
打音は静か
値段は高め
アコースティックドラムの打感に極めて近い感覚が楽しめるのが、このシリコンパッド。本物のドラムに感触が近い分、上達効果の高いアイテムになります。
また、外に漏れる生音も比較的静かなので集合住宅にお住まいの方も安心です。
価格は少し高めになります。
キックペダルの種類
キックペダルには主に以下の2種類があります。
- ペダル式:本物に近く上達効果高い、静音性は低め
- スイッチ式:本物とは異なる、静音性は高く価格安め
①上達効果の高い「ペダル式」
ペダル式の特徴
生ドラムと同じ
上達効果が高い
生音や振動がやや大きい
ペダル式のキックペダルは、アコースティックドラムのキックペダルと同じ仕組み。ペダルを踏むことで、ペダルに付いたビーターが電子ドラムのバスドラムの面を叩き、内蔵された音が鳴る構造です。
難点は、直接叩く分、外に漏れる生音や振動が比較的大きいこと。
アコースティックドラムさながらの感触を味わえるので、上達効果は圧倒的です。アコースティックドラムの練習用として購入するなら、ペダル式を選びましょう。
防振マットを敷くことで騒音対策できます。
②静かな「スイッチ式」
スイッチ式の特徴
生音が静か
打感が生ドラムとは異なる
スイッチ式のキックペダルは、ペダルを踏み込むことでスイッチを押し、内蔵された音が鳴る仕組みです。
多少の振動はありますが、面を直接アタックしない分、ペダル式に比べるとかなり生音が静かです。
感覚の面では、アコースティックドラムとはかなり異なります。アコースティックドラムの練習用には少し不向きかもです。
ハイハットスタンドの種類
電子ドラムのハイハットスタンドは2種類あり、以下。
- 独立型タイプ(スタンド有):生ドラムに近い演奏感、上達効果高い、静音性は低め
- スタンド無しタイプ:生ドラムとは演奏感異なる、静音性高い
①独立型タイプ(ハイハットスタンド有りタイプ)
ハイハットスタンド付きのハイハットは、アコースティックと同じ原理で演奏できるので、本物に近い演奏感で練習できます。上達効果は高いです。
静音性は低めですが、防振マットにより対策可能です。
②スイッチ式(ハイハットスタンド無しタイプ)
ハイハットスタンド無しのスイッチタイプは、アコースティックドラムとは原理が異なりスイッチを押し込むことで内蔵された音源を鳴らします。演奏感は本物とは遠く、生ドラムの細かなフットワーク練習には不向きです。
静音性は高く、価格は安め。
電子ドラムのおすすめメーカー
筆者おすすめのメーカーは以下の3つ。
- ATV
- ローランド
- YAMAHA
①生に近い、リアルなサウンドの「ATV」
ATVの特徴
繊細なタッチの差が再現されている
サウンドがアコースティックドラムに近い
技術の上手い下手がモロに出る
レコーディングにも使える
ATVの音色は、生ドラムのサウンドをあまり加工せずに使用している印象です。それゆえアコースティックドラムさながらのサウンドが楽しめます。
また、他の電子ドラムはサウンドを加工しているため技術的な叩きムラがあってもあまりサウンドに反映されないのに対し、ATVの電子ドラムは繊細なタッチの差がモロに反映されるので、技術面の上手い下手が目に見えて分かります。この点もアコースティックドラムに近いですよね。技術の向上に最適だと言えます。
また、アコースティックドラムにサウンドが近いので、レコーディングにも使用できます。
②電子ドラムの機能を最も楽しめる「ローランド」
ローランドの特徴
ゴージャスな音色が楽しめる
電子ドラムとしての機能が充実している
生ドラムとは一線を画している
メッシュパッドが多い
ローランドは、電子ドラムの他にもシンセサイザーなど多くの電子楽器を手がけており、電子楽器の先駆者的な国内屈指のメーカーです。電子ドラムを電子ドラムとして楽しみたい方にはローランドがおすすめです。
エフェクトをかけたゴージャスでダイナミックな音色は大迫力。また、機能も他社よりも多く、純粋に「電子ドラム」という独立した楽器として楽しめます。
③本物に近い打感のシリコンパッド「ヤマハ」
ヤマハの特徴
本物に極めて打感の近いシリコンパッドである
ヤマハ最大の特徴は、パッドが「シリコン」タイプであること。とにかくこれに尽きます。感触が非常に気持ちよく、アコースティックドラムに近い打感で練習できます。特にスネアの連打等の高度なテクニックを練習する場合にとても効果的です。
電源オフでも充分に練習できます。
ドラム初心者におすすめの電子ドラム【5万円前後】
さて、いよいよおすすめの電子ドラムをご紹介していきます♪
まずは、5万円以下で購入できる、リーズナブルなモデルから見ていきましょう。いきなり高いのを買うのはちょっと…という方や出来るだけ安いものがいい方は、この価格帯で探しましょう。5万円前後でも特にコスパの高い、人気モデルを厳選しました。
おすすめの電子ドラム【5万円前後】第5位:MEDELI「DD-401J-DIY」
サクラ楽器 MEDELI(メデリ) 電子ドラム DD-512J※機種は少し異なりますがサウンドの参考に。
とにかく安い電子ドラムに振り切りたい!という方なら、このモデルがおすすめ。
しかしながら、簡易的な見た目に似合わず高機能な面も多いのも特徴。クラッシュシンバルにはシンバルチョーク機能が搭載されており、本格的な演奏が可能。また内蔵されている練習ソングも40種類あり、これ一台でかなり実践的なテクニック練習ができます。
フレームも頑丈な構造になっており、安定性の面でも信頼性あり。激しいプレイにも問題なく対応しています。
また、練習後は折り畳んでコンパクトに収納できるのもおすすめポイント。賃貸で部屋が狭い方にもおすすめですね。
メリット
- とにかく安価
- 40種類のソングを内蔵
- クラッシュシンバルにシンバルチョーク機能搭載
- 安定したフレーム構造
- コンパクトに折り畳んで収納可能
デメリット
- ライドシンバルにはチョーク機能が搭載されていない
- ハイハット、バスドラム共にスイッチ式なのでリアルなフットワーク練習がしづらい
- アコースティックドラムとはパーツの配置が異なる
- ゴムパッドなので、静音性にはやや劣る
おすすめの電子ドラム【5万円前後】第4位:YAMAHA 「デジタルパーカッション DD-75」
セッティング不要、持ち運びのできる一体型のコンパクトな電子ドラム。斬新ですが、クオリティが高く、リアルなドラムサウンドから世界各国の民族音楽のパーカッション音色まで、実に570種類のサウンドが内蔵されています。
それぞれのパッドごとに独立して感度を調節可能。粒をそろえたい場合は感度の設定値を大きく、また強弱やアクセントの練習など表現力を磨きたい場合は感度の設定値を小さくすることで実現可能です。
また、手で叩くのに適した感度設定のハンドパーカッションモードにもワンタッチで切り替えられ、音色を組み合わせて世界各国の音楽をさながらに演奏できます。民族音楽を演奏する人はもちろん、ドラム演奏の息抜きにも楽しめる機能満載です。
メリット
- ドラムキットから世界各国の民族音楽まで570種類の音色を搭載
- 一体型ながら、アコースティックドラムに近いレイアウト
- パッドごとの感度を調節可能
- ハンドパーカッションモードにも切り替えられる
デメリット
- 見た目が大きく異なるのでアコースティックドラムの練習にはあまり向いていない
- ハイハット、バスドラムともに簡易的なスイッチ式
おすすめの電子ドラム【5万円前後】第3位:YAMAHA 「DTX 402K」
YAMAHAの低価格電子ドラム DTX402シリーズ DTX452K のレビュー動画で、ドラム譜の読み方も覚えちゃう!@シライミュージック 豊橋
超有名楽器メーカーYAMAHAの電子ドラムが5万円付近で購入できる、お得モデルです。下位モデルではありますが、さすがのYAMAHA 、十分に満足できるレベルに達しているといえます。
シンバルやスネアの位置などを調節可能、演奏者に合った角度・配置に設置することで自然で無理のない、正しい姿勢を習得するのに向いています。
またアコースティックドラムに近い、こだわりのリアルな10種類の音色も魅力。
練習用のアシスト機能も充実しており、初心者が家でドラム練習を始めるのに必要な機能が搭載されている、安心のメーカー物です。
メリット
- すべてのパーツの角度・配置を調節できる
- 正しい姿勢で練習できる
- こだわりのドラムキットの音色を10種類内蔵
- リズム感やストロークの速さを鍛えられる10種類の練習機能が搭載
デメリット
- ハイハット・バスドラムともにビーターのないスイッチ式なので、フットワークの感覚が体感しづらい
- ゴムパッドである
- シンバルにはチョーク機能が搭載されていないので、本格的な演奏には少し物足りない
おすすめの電子ドラム【5万円前後】第2位:ZHRUNS 「電子ドラムセット」
すべてのパッドに静音性に優れたメッシュヘッドを搭載、低価格帯でも屈指の機能性です。
バスドラムも上達効果の高いビーターのついたペダル式。内蔵された音源の種類は300、練習ソングの30曲と満足できる充実度です。
ヘッドホン端子、AUDIO IN・AUDIO OUT端子も付いてくるので、騒音を立てずに練習したり、MP3プレーヤー、PC、オーディオ機器に接続もできます。
また折り畳み式ですので、練習後は小さく収納可能。
「メーカーとか細かいことはわからないけど、機能性と静音性は欲しい!」という方は、このモデルがおすすめです。
メリット
- すべてのパッドに静音性の高いメッシュヘッドを搭載
- 音源300種、練習ソング30曲と充実
- ヘッドホン端子、AUDIO IN・AUDIO OUT端子付き
- コンパクトな折り畳み式
デメリット
- ハイハットが簡易的なスイッチ式なので、リアルなオープンクローズの練習はしづらい
おすすめの電子ドラム【5万円前後】第1位:ALESIS「Nitro Mesh Kit」
Alesis Nitro Mesh Kit Demo with Josh Cuadra
低価格帯とは思えない圧倒的なコスパのモデル。最大の特徴は何と言っても、スネアとタム類すべてに静音性抜群のメッシュヘッドを採用している点。チューニングも可能でお好きな張り具合に調節できます。リアルな打感を楽しみつつ、騒音を気にすることなく没頭してプレイできるでしょう。
また40種類のドラムキット、385個の音色を搭載。組み合わせてオリジナルのドラムキットを作ることも可能。練習ソングは60曲内蔵されています。
クラッシュシンバルにはシンバルチョーク機能も搭載されており、本格的な演奏にも対応。バスドラムはアコースティックと同じペダル式ですので、ビーターで打面を叩く感覚も養えます。
ブラックに統一された無駄を省いたデザインもクールですね。
メリット
- 全てのヘッドに静音性の高いメッシュパッドを搭載
- 打面のテンションをチューニングキーで調節可能
- 40種類のドラムキット、385の音色を組み合わせられる
- 60種類の練習ソングを内蔵
- 演奏のレコーディングが出来る
- クラッシュシンバルにはシンバルチョーク機能搭載
デメリット
- ハイハットが簡易的なスイッチ式なので、リアルなオープンクローズの練習はしづらい
- ライドシンバルにはチョーク機能が搭載されていない
おすすめの電子ドラム【5万円~20万円前後】
このあたりから、一気に本格的になってきます。いわゆる中位モデル。本物に近いこと、上達効果の高さを求めつつ、出来るだけ予算を抑えたい方は、このあたりの価格帯のモデルがおすすめです。
おすすめの電子ドラム【5万円~20万円前後】第5位:ATV「EXS-1」
Natsuki plays ATV EXS-1 mk2 -- Rock --
EXS-1は、リアルな打感とサウンドが魅力のATVのリーズナブルなモデル。スネアが上質なメッシュヘッドを搭載しており、静音性とアコースティック感に優れています。
ATVの電子ドラムは、粒の粗さや強弱に敏感に反応するので、基礎練習にも持って来いですし、表現力豊かにプレイしたい方にもおすすめ。
ほぼ10万円で、アコースティックに極限まで近づけた本格的なサウンドを楽しめますよ。
メリット
- アコースティックドラムに近い極めて本格的なサウンド
- 敏感に反応するので上達効果が高い
- 厳選された5種類のドラムキットの音色+Webサイト登録で13種類追加可能
- スネアに打感の優れた2層のメッシュヘッドを搭載
- バスドラムがビーターで叩くペダル式、かつ静音性に優れたメッシュヘッド
デメリット
- ハイハットがスイッチ式なので、オープンクローズの感覚がつかみづらい
おすすめの電子ドラム【5万円~20万円前後】第4位:ALESIS 「CRIMSON ⅡKIT」
Alesis Crimson II Mesh Electronic Drum Kit - kit sounds | Gear4music demo
CRIMSON ⅡKITは、アコースティックドラムの演奏感にこだわった、フルメッシュヘッドのコスパに優れたモデル。Nitro Mesh Kitがバージョンアップした感じです。
すべてのパッドに静音性に優れたメッシュヘッドを搭載。生ドラムの打感を再現しており自然な打感を楽しめます。
また、クラッシュシンバル2つ、ライドシンバル1つの本格セット。この価格帯でシンバル3つは圧倒的なコスパと言えます。
赤のシェルが印象的なシンプルなツートンカラーデザイン。クールなので練習のテンションが上がりますよ。
メリット
- 3枚のシンバルが付いており、コスパ圧倒的
- 74種類のドラムキット、671の音色を内蔵
- 激しいプレイに耐え得る頑丈なフレーム構造
- 演奏をリアルタイムで録音できるレコーディング機能
- 見た目がクール
デメリット
- ハイハットがスイッチ式なので、オープンクローズの感覚がつかみづらい
おすすめの電子ドラム【5万円~20万円前後】第3位:YAMAHA 「DTX582KFS」
Yamaha DTX582K Digital Drum Kit Demo
DTX582KFSは、YAMAHAの中位モデルタイプ。叩き心地においてはこの価格帯No.1でしょう。
スネア、タム類すべてにアコースティック感抜群の独自シリコンヘッド「DTX-PAD」を搭載。跳ね返りも適度で自然な打感が再現されており、非常に気持ちよく演奏できるでしょう。
またバスドラムには、硬さの異なる素材を3層に重ねたオリジナルキックパッドを搭載。どんな強さで踏み込んでも、最適な跳ね返りが実現されました。
叩き心地を求めるなら圧倒的におすすめ。電源オフでぽくぽく叩いてても気持ちいいと思いますよ。
メリット
- 叩き心地抜群の独自シリコンヘッド「DTX-PAD」を搭載
- キックパッドの3層構造で、強さに応じて最適なレスポンス
おすすめの電子ドラム【5万円~20万円前後】第2位:ATV「EXS-3」
ATV EXS 3 × かねこなつき【デジマート・マガジン特集】
生に近いサウンドを追求するなら、ATVがやはり強い。こちらは、すべてのパッドが静音性に優れたメッシュヘッド。叩き心地、サウンドともにこの価格帯の中では屈指です。
メッシュヘッドは2層構造になっており、叩く強さによって最適な叩き心地とサウンドが実現されています。またハイハットもアコースティックさながらの独立式。非接触型センサーの導入により、素早いフットワークに対しても遅れのない繊細な反応をします。
そも他にも、厳選された5種類の生ドラムそのもののドラムキット、ロックからジャズまで様々なジャンルを網羅した練習ソング、また演奏開始と同時に自動で録音してくれるレコーディング機能など、スペック面も文句なし。
練習からレコーディングまで全部できるので、スタジオ要らずの1台です。
メリット
- 静音性に優れ、叩く強さによって最適なレスポンスが楽しめる2層のメッシュヘッド
- 素早いフットワークを完全に再現する、非常に遅れの少ない非接触型ハイハットセンサー
- 厳選されたアコースティックドラムの5種類のドラムキット
- オールジャンルに対応した、練習ソング
- 自動で録音してくれるので面倒な画面操作いらず
おすすめの電子ドラム【5万円~20万円前後】第1位:Roland「TD-17KVX-S」
- 静音性に優れたメッシュヘッド
- 高速レスポンスにより、ラグが極めて少ない
- 上達が視覚的にわかる、練習の継続を促すコーチモード
- 好きな音楽を練習、ドラム演奏と一緒にアンプやヘッドホンで出力可能
おすすめの電子ドラム【20万円以上】
おすすめの電子ドラム【20万円以上】第3位:YAMAHA 「DTX760K」
Yamaha DTX760K E-Drum Set Sound Demo
- 圧倒的な叩き心地のシリコンヘッド「DTX-PAD」
- 踏み込む強さにより最適なレスポンスのあるキックパッド
- DTXdrums最多の1396の音色を内蔵
- 強弱を繊細に表現できる
- テンポ変更、ベースのみ再生など、自由度が高い44曲の練習ソング
- クローズドリムショット、オープンリムショットの演奏分けができる
- ハイハットスタンドは生ドラム同様に上下動し、本物に極めて近い演奏感
おすすめの電子ドラム【20万円以上】第2位: ATV「aDrums」
ATVの最高級品とも言える、超本格モデル。まず見た目からしておしゃれですね。シェル部分がアコースティック感溢れる見た目になっており、何とも美しいです。
このモデルの特長は、とにかく「圧倒的な表現ができる」という点。マルチセンサーにより感度の均一化に成功、意図通りの表現を可能にしたパッド。非接触型のセンサーにより、素早いフットワークも高い精度で発音するハイハット。叩いた時のたわみまでも表現する、ブロンズシンバルのような演奏感を追求したシリコンラバーのシンバル。
どれもが最高品質。感度が優れているあまり、生ドラム同様技術の粗さすら目立つのは諸刃の剣か。
アコースティック感を極限まで再現した逸品です。視覚的にアコースティックに近いことは、通常は必要である「電子ドラムに慣れる過程」すらも排除します。「アコースティック感」「表現力」に妥協なきモデルをお探しなら、aDrumsをおすすめします。
メリット
- アコースティック感に極限までこだわった各パーツ
- 意図通りの表現が可能な、マルチセンサー搭載のパッド、シンバル
- 素早いフットワークを表現可能な非接触型センサーのハイハット
- 静音性に優れたメッシュヘッド
- たわみまでも表現するシリコンラバーのシンバル
- ダイナミックなハイレゾ音源
- おしゃれな見た目
おすすめの電子ドラム【20万円以上】第1位:Roland「TD-50KV」
Roland TD-50KV electronic drums demo: Playing some TD-50 onboard sounds - presented by drum-tec
Roland史上最高峰のモデル、TD-50KV。「アコースティックとほぼ同じ演奏感」「電子ドラムとして極めて高機能」。ソフト面&ハード面どちらにおいても最強の電子ドラムとして誰も文句ないでしょう。
リアルな演奏感と静音性にこだわったパッド、アコースティックドラムと同じサイズ感にこだわった各パーツ、たいていのテクニックを全て表現可能な超高機能センサー。
プロも大満足レベルの最強電子ドラムこそが、TD-50KVです。
メリット
- 演奏感&機能、両面において史上最高レベル
- 14インチのスネア、18インチのライドシンバル、22インチのバスドラムと、生ドラムのサイズを再現
- ロール、リムショットなど繊細なプレイも意図通りに発音
- キックパッドは自然な跳ね返りを得られる「エアー・ダンパー構造」
- シンバル4枚、1タム2フロアという充実度
- 徐々にメトロノーム音が小さくなり、テンポ感のトレーニングに効果的な「クワイエット・カウント機能」
電子ドラムで自宅練習して、周りに差をつけろ!
今回は電子ドラムの購入を考えているドラム初心者の方向けに、
- 電子ドラムの選び方
- おすすめの電子ドラム
についてご紹介しました。
スタジオ練習だけだと、練習時間が限られてどうしても上達が遅れがち。電子ドラムでこっそりと自宅練習して、周りに差をつけちゃいましょう!
それでは素晴らしい音楽ライフを♪