✔️いじめの原因にはどんなものがあるの?
そんな疑問を持っている方へ向けての記事になります。
僕自身、幼稚園〜中学校までいじめを受けていた経験があり、辛い思いをしました。
お子様を守るため、いじめの原因を知りましょう!
☕️この記事は3〜4分で読み終わります☕️
いじめの原因はシンプルに5つ
加害者側の気持ちを想像することが大切です。
どうしていじめをしてしまうのでしょう?
いじめをする背景には、以下のような原因があります。
①異質なものを排除したい
②自分がいじめられないようにいじめる側に回る
③家庭で暴力を受けている・目にしている
④ストレス発散
⑤面白半分
①異質なものを排除したい
グループいじめの代表格です。
人は自分と異なるものを受け入れるのには多かれ少なかれ抵抗がありますよね。この傾向は子どもにおいては特に強いと考えられます。
子どもは発達の中で、似たもの同士の集団を作る段階があります。「なかま」意識というやつですね。
その結果、少し変わっていて自分たちと異なる存在、浮いた存在を排除しようとするのです。
(例えば、不潔、周りと違う、人の悪口を言う、など。
悲しいですが、異質なものを排除したがる生き物。もし、お子様にいじめられる特徴があると感じたら、治すように伝えてあげましょう。
ただし、「周りと違うことをしたがる」「周りと一緒は嫌」ことは寧ろすばらしいことです。すばらしいが、いじめられることもあるということです。)
このタイプのいじめが厄介なのは、いじめる側が罪悪感を感じていないことが多いということです。
子どもたちの中では、似たもの同士の小さなグループが世界の中心であり、正義なのです。ですので、その風紀を乱す存在を排除するのは寧ろ「正義の鉄槌」としての意味を持つわけですね。
いじめをした側が後になって覚えていないのはこのため。罪悪感を感じていなかったから覚えていないのです。
個人的にはこれが一番多い、いじめの原因だと思います。
②自分がいじめられないようにいじめる側に回る
自分がいじめられるのは怖いので、いじめる側に回っておけばとりあえず安全を確保できると考えるわけです。
③家庭で暴力を受けている・目にしている
家庭内で虐待を受けている、もしくは暴力を目にしている場合、同じことを他の子どもにしてしまうことがあります。
家庭内では肉体的にはもちろん、精神的にも力関係が明白なため逆らえないケースがほとんど。そのため、自分より立場が弱い相手に同じことするのです。
自分の心を守るため、自身の境遇を正当化するために、家庭内の構図と同じことをするという意味合いもあると考えられます。
④ストレス発散
単純なストレス発散の手段としていじめを行うこともあります。
例えば勉強、部活、人間関係、それに家庭内のことなど。子どもにとってストレスになる要因は沢山あります。
その捌け口として、いじめをしてしまうわけですね。
⑤面白半分
ただの面白半分でいじめをしている場合もあります。大人でも見られますが、総じて精神年齢が低いですよね。
比較的小さな子どもは面白半分というだけかもしれません。
お子様がいじめの被害者にも加害者にもならないように
いじめが起こる経緯はケースによって異なりますが、根本的な原因はシンプルです。
普段の子どもとのコミュニケーションが学校での様子を知る一番のヒントです。
様子がおかしいなど、あれっ?と思ったら勇気を出して聞いてみましょう。
僕もいじめに遭った経験がありますが、子どもは自分からは言い出せないものです。
ことが大ごとになっていじめが酷くなったらどうしよう、自分がいじめられていると知ったら親はどんな顔をするだろう…などなど。
もしいじめに遭っていると確信したなら原因はどこにあるのか探しましょう。
そして、子どもに「自分はあなたの味方である」ことを伝えてあげましょう。
そして、学校や警察に相談し動いてもらいましょう。
いじめは犯罪です。大人によるいじめはもちろん、子どものいじめもです。
子どものクラスメイトの保護者達と普段から仲良くしておくと、いざというときに情報交換することのハードルが低くなります。
どうしても改善が期待できない場合は転校も視野に入れましょう。失った時間は一生戻ってきませんから。
またお子様がいじめの加害者にもならないように。いじめをする原因を知っておくことで未然に防げます。
いじめが起こる理由はシンプル。知っておくといざと言うときの行動が取れますね。
お子様とのコミュニケーションは大切に。それでは。