
- カホンってドラム用のシンバルでいいの?
- どんな種類のを選んだらいいの?
などなど、よく分からないことが多いですよね。
そこでこの記事では、元軽音部の筆者が、カホンに合うおすすめシンバルについて丸わかり解説します!
カホンとは?
カホンとは箱状の打楽器。素手(もしくは専用のグローブをはめて)で叩いて演奏します。叩く場所によって音を調節しながら、ドラムのようなサウンドを奏でます。ドラムの手で叩くバージョンですね。主にアコースティックの編成で使用します。
カホンではバスドラムやスネアなどの基本的なビートは再現できるのですが、シンバルの音までは再現できません。そこでカホンを演奏する際には、シンバルも併用するのです。
もちろんシンバルも素手で叩くので、ドラム用とは別にカホン専用のシンバルが存在するのです。
カホンに合うシンバルとは?
カホンでは主に「スプラッシュシンバル」と呼ばれるシンバルを使用します。スプラッシュシンバルとは、インチが小さく、「パシュッ!」という音が特徴のシンバルです。
小さく薄いシンバルなので、小さな力でも簡単に鳴らすことができます。
選び方は?
カホンの演奏ではシンバルを素手で叩くので、ドラム用のものと比べて薄く鳴らしやすいものを選びます。それゆえに、カホン専用のシンバルは比較的脆く、ドラムのようにスティックで叩くと割れてしまう可能性があるので、注意です。
一般的にインチが小さいほど、音色は短く甲高いものとなります。
カホンにおすすめのスプラッシュシンバル3選
小出 ハンド・シリーズ 8インチハンド・スプラッシュシンバル HD-8SP
大阪にある国内唯一のシンバルメーカー・小出。高い金属加工技術で知られ、海外メーカーのシンバルにも全く引けを取りません。
このモデルは「ハンドシリーズ」と呼ばれ、素手で演奏することを前提に作られた、カホン演奏に最適といえるおすすめのスプラッシュシンバル。僅かな隙間があり、微妙な力加減の差にも敏感に反応する優れものです。
薄く作られており、スティックで演奏すると割れてしまうことがあるので、注意です。
ZILDJIAN Aカスタム スプラッシュ 10インチ
ZILDJIANは最も有名なシンバルのブランドといっても過言ではないでしょう。400年の歴史を持ち、現在でも世界トップシェアを誇る、王道で伝統的なシンバルメーカーです。
このモデルは、そのZILDJIANの中でも王道のシリーズである「Aシリーズ」のもの。
音の立ち上がりが素早く鳴らしやすいので、素手での演奏に向いています。非常に薄いシンバルでありながら豊かな響きを持ち、アクセント効果に優れています。
SABIAN AA スプラッシュ 8インチ
SABIANは元ZILDJIANの職人が独立し立ち上げた比較的新しいブランド。本家ZILDJIANと肩を並べる、世界トップクラスのシンバルメーカーです。
このモデルは、素手での演奏に適した、極薄のスプラッシュシンバル。音の立ち上がりが早く、弾けるようなキレのあるサウンドが特徴です。
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