あ〜るぐれいはいかが?

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白目があるのは人間だけ!?動物の目はホントは「真っ黒」!

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✔️人間の目にだけ白目がある?

 

この記事を読んでくださっている方は、そんな話を聞いたことがあるのではと思います。

 

正確には、「白目が常に見えているのは人間だけ」といった方がいいですかね。

他の動物にも白目はあるのですが、普段外には見えていないだけ。


いや、そんなことはない!猫だって見えてるじゃん!!って思った方。僕も以前はそう思ってました。

 

確かに人間の目と猫の目は一見似ています。猫の目も黒目があってその周りに緑色の白目があるように見えますよね。

 

この記事では人間の目と猫の目を例に出しつつ、

 

・人間の目と動物の目の構造の違い

・なぜ人間の目の構造のワケ

 

以上の内容について見ていきましょう!

 

 

 

他の動物の目と人間の目の違い

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実は、「猫の目の緑色の部分=人間の目の白目」ではありません。

 

実は、猫の目の緑色の部分は、実は「虹彩」と呼ばれる部分で、人間の目でいう黒目にあたる部分です。

 

じゃあ猫の白目はというと、寝てる時とかに見える膜のような部分なのです。
(飼ってる人にしかわからないかもですね、、(^^;  )

 

それでは猫の黒目に見える部分は何なの?というと、実は瞳孔なのです。

 

これは他の動物でも同じで、常に白目が見えている動物はほとんどいません。

人間以外の動物において、白目は普段隠れている状態になっているのです。

 

 

なぜ人間だけ白目が見えているのか

 

ではなぜ、人間だけ白目が常に見えているのでしょうか?

 

実は、白目が見えていることはコミュニケーションと深い関係があります。

 

他の動物と決定的に違うことは、人間は表情を使ってコミュニケーションをするということです。

 

人間は、感情に合わせて顔の筋肉や目を動かし、特有の表情を作ります。
また、そうして相手が作る、表情の細かい部分まで読み取ります。

 

もし、人間の目に白目の部分が無かったら・・・想像してみてください。
(ちょっとコワイですね、、、)

 

黒目だけでは、目線がどこを向いているのかいまいちわからないですよね。

 

確かに顔の筋肉の動きからだけでも、「嬉しい」とか「悲しい」くらいのレベルの、ある程度大まかな感情くらいは読み取れるとは思います。

 

しかし、「後ろめたいけど嬉しい」とか、「嬉しいけど恥ずかしい」とか、複雑な感情を読み取るためには目線がどこを向いているのか分からない状態では難しいと思いませんか?

 

目線の動きは、顔の筋肉だけでは表現することが難しい、人間特有の複雑な感情を表現するのに役立っていると考えられます。

 

 

✔️では、どうやって人間の目は白目が常に見えている状態に進化したのでしょうか?

 

この答えは、人間の進化の歴史にあります。

 

人間は長い期間、狩猟採集生活を送っていました。
集団生活を送っていた人間は仲間と意思疎通を図りながら狩りをしていました。

 

その際、声を出したら獲物に気づかれてしまう場面などでは、目線の動きが意思疎通をする上でとても重要になってきます。

 

目線の動きが分かりやすい方が狩りの成功率を上げ、生存に有利に働いていたと考えられるのです。
そのため、人間は白目が常に見えているように進化したと考えられます。

 

本来野生動物にとって、白目が見えていると不利

 

でもそれなら、他の動物も白目が見えていた方が便利だと思いますよね?

 

しかし、白目が見えていて、目線が分かりやすいことにはリスクも伴います。

 

敵と対峙した際、逃げる方向を探します。そのとき、目線がどこを向いているのか一目瞭然では、逃げる方向を察知されてしまいます

 

そのため、他の野生動物は白目が隠れていると考えられるのです。

 

試しに動物の目の画像を検索してみてください。
ほとんどの動物が真っ黒な目をしているのが分かると思います。

 

 

おまけ:猫の目は目線が分かるんですけど…

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皆さん、ここまでは納得いただけましたか?

 

ここで身近な動物を思い返したとき、めちゃくちゃ目線が分かりやすい動物がいることに気づきませんか?

 

そうです。猫です。

 

最初にも猫の目について触れましたよね。
猫の目は、実際は黒目に該当する緑色の部分が、白目だと勘違いするほど、内側の黒い瞳孔とのコントラストがはっきりしています。
しかも顔に対して目の大きさが非常に大きいのも特徴です。

 

これでは結果として、白目が見えているのと何ら変わりありません。

 

これが意味していることは、
猫は「目線が分かりやすくても困らない上、もしかしたらその方が都合がいい」ということです。

 

ここからは仮説も交えての話となります。

 

理由①:生態系の上位

 

猫はかわいい見た目ですが、優秀なハンターであり、肉食動物として生態系の上位に君臨しています。

 

そのため逃げること自体が少なく、敵に目線が読まれやすくても大して困らないのではと考えられます。

 

理由②:夜は瞳孔が大きくなっている

 

猫は夜行性であり、夜は瞳孔が大きく丸くなっています。そのため活動時間である夜中は、昼間より目線を読みづらくなっていると考えられます。

 

理由③:感情豊か

 

また、猫は非常に感情が豊かな動物であり、人間に近い感情を持っているとも言われています。

 

そのため、猫同士のコミュニケーションにおいて、目線を使って複雑な感情を表現しているのではないかとも考えられます。

 

目でこちらの様子を伺ったり、じっと見つめてきたりと、猫を飼っている人なら思い当たることが多いのではないでしょうか?

 

猫は、他の肉食動物と比べても圧倒的に複雑な感情を持っているように感じます。
その分、目を使ったコミュニケーションが発達して、目線が読み取りやすい目の構造に進化したのかもしれません。

 

 

最後に

 

「目は口ほどにものを言う」とは言いますが、人間の白目は口で言うのも難しいような複雑な感情を表現するのに役立っているのです。

 

人と会話するとき、反応を確認するために目を見ることからも、白目が生む目線の動きがどれだけコミュニケーションにおいて重要か実感できるのではないでしょうか。

 

ふとした疑問を深く考えてみると、人生が驚くほど豊かになりますよ♪(´ε` )

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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