あ〜るぐれいはいかが?

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理科系雑記ブログ。潰瘍性大腸炎やその他健康、生物(昆虫など)、音楽、ブログ運営など。 くつろぎと思索のひとときを。

髪が伸び続けるのはモテるため!?鍵は「遺伝子のバグ」&「性淘汰」

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不思議に思ったことはありませんか?どこまでも伸び続ける髪について。

 

眉毛や他の体毛は、個人差はありますが、ある程度の長さで止まります。

 

また、犬や猫などの他の動物はわざわざカットしなくても毛が伸び過ぎることはありません。

 

人間だけどうして、しかも髪の毛だけが伸び続けるのでしょうか?

 

どこまで伸びる?

実際のところ、髪は永遠に伸び続けるわけではありません。
髪の毛には寿命があり、伸びれる長さにはある程度限界があるようです。

 

といっても髪の毛の寿命はとても長く、なんと一本の髪の毛は3〜6年ほども伸び続けるそう。


1日に伸びる長さは約0.4mmと言われているので、単純計算すると6年で80〜90cmほどに伸びることになります。

 

また髪が伸びる速度や寿命には個人差があり、中には自分の身長より長く伸びる人もいます。

 

遺伝子のバグ⁉︎

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人間の髪の毛がこんなに伸び続ける原因は何なのでしょうか?

 

結論からいうと、髪が伸び続ける要因は遺伝子の異常によると言われています。

 

始まりは突然変異による偶然だったということです。

 

生存に不利だし不便なはず

そもそも、髪の毛の役割って何?といわれたら、
頭を守るため、と答える人が多いと思います。

 

でもそれだけの理由だったら、なにもこんなに伸び続けなくてもいいはずですよね。

 

✔️どうして髪の毛が伸び続けるようになったのか?

そのヒントは、人類の長い長い歴史の中にあります。

 

人類の歴史は長い期間、狩猟・採集の時代でした。

 

狩りをする上で伸び過ぎた髪の毛は、木の枝に絡まったり、少し動くだけでも揺れるため獲物や敵にも見つかりやすかったりと、何かと不便が多いはず。
また不衛生になりがちなど、総じて生存戦略には不利だと思われます。

 

もし突然変異で髪が伸び続ける個体が生まれたとしても、生存に不利にはたらき、自然淘汰されそうなものです。

 

✔️ではなぜ、髪が伸び続ける個体が生き残ったのでしょうか?

 

セックスアピール

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この疑問に対する答えとして、髪の毛セックスアピールの役割を担っているという説があります。

 

実際、髪が多い男性の方がモテたり、女性の長い髪に美しさを感じたり、ということはありますよね。確かに納得のいく考え方です。

 

ここからは、髪の毛が長いこととセックスアピールの関係について深く掘り下げてみましょう。

 

視覚的な効果

狩猟をする時代が長かったため、男性は動くものに対して反応しやすいという性質を持っています。
女性の長い髪が揺れると、男性は本能的に見てしまうわけです。

 

髪が長いと敵に見つかりやすく、単純に考えると生存に不利なように思われます。
しかし、髪が長いことは、オスの気を引き守ってもらうことで、安全はもちろん、強い配偶者も手に入れることもできる賢明な作戦だといえるのではないでしょうか。

 

長く伸びた髪は視覚的に効果があり、主に女性が男性を惹きつけるための効果があることがわかりました。

 

嗅覚的な効果

動物にとって体毛は、フェロモンなどの異性を惹きつける匂いを溜め込む役割もあります。

 

人間以外の一般的な哺乳類は、豊富な体毛の中に体の匂いを溜め込んでいます。

 

しかし人間は、髪の毛以外の体毛が極端に少ないため匂いを溜め込みづらく、局所的に密生した体毛が匂いを溜め込む役割を担っていると考えられます。

 

特に、
・対面したとき鼻に近い
・生えている面積が広い
などの理由で、髪の毛が主にセックスアピールの役割を引き受けるようになったと考えられます。

 

長い髪はそれだけ匂いを溜め込みやすいので、長ければ長いほどセックスアピールになります。

 

男女問わず長い髪の人は色っぽく見えるのも納得がいきます。

 

長い髪は異性を惹きつける匂いを溜め込み、男女問わずセックスアピールの役割を担っているということです。

 

また男女問わず、私たちが髪型に非常にこだわることは、髪がセックスアピールの役割を担っていることをわかりやすく説明しているといえるのではないでしょうか。

 

性淘汰という考え方

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本来なら、髪の毛は頭蓋骨を守れる程度の長さが生えていたら十分なはず。

 

それなのに、リスクを背負ってまで伸び続ける髪の毛を手に入れたのは、ひとえにセックスアピールのためといえます。

 

このように、生存に有利な進化のベクトルと異性を惹きつける進化のベクトルは、時として逆を向くことがあります。

 

このように、自然淘汰とは別に、

異性に対する競争の中で起きる進化現象を性淘汰といいます。

 

クジャクの例

有名な性淘汰の例として、クジャクの羽が挙げられます。

 

ご存知の通り、クジャクのオスは色鮮やかな派手な羽を持っています。単純に考えると、敵に見つかりやすく、生存に不利ですよね。

 

しかし、なぜかメスは羽が派手で立派なオスを選びます。

 

ここで、全く逆の考え方が出てきます。

 

羽が派手なオスが、生存に不利にも関わらず大人になるまで生き残っている→その個体は非常に賢いということを意味していると思いませんか?

 

なぜわざわざ敵に見つかりやすい派手なオスの子孫を残したがるのかというと、派手にも関わらず生き延びている、そのオスの賢さに賭けているということなのです。

 

この性淘汰は食物連鎖の下の方に位置する植物食や雑食、昆虫食の生物の方によく見られます。

 

どのみち食べられる危険があるなら、目先の敵からの見つかりにくさよりも、長期的に賢い遺伝子を残すことを選んでいるのです。

 

人間の場合・・・

人間の場合、狩猟・採集生活をしていた時代は、大型動物を狩りながらも、肉食動物には狙われるという、食物連鎖の真ん中あたりに位置していたはずです。

 

そのため、動くと目立ちやすい長い髪の毛は一見すると生存に不利で、絡まったりすることもあり不便なようにも思えます。

 

一見すると長ければ長いほどリスキーな髪。その一方で長ければ長いほど異性を惹きつける匂いや動きを発する髪。

 

この全く逆のベクトルの中で性淘汰が起こり、髪の毛は異性に向けたセックスアピールの役割として発達していき、やがて髪が伸び続ける個体が選ばれるようになっていった…と言えますね。

  

また、人間において、髪の毛以外にも性淘汰と思われる現象はあります。

 

例えば、女性的で細く一見すると弱そうな男性の方が、ガッチリした体型の強そうな男性よりモテる場合がありますよね。

これも同様に、肉体がか弱くても生き残ることのできる賢さを感じさせるのではないでしょうか。

 

伸び続けても切ることができるので、問題ないから

そんなこと⁉︎と思うかもしれませんが、これも人間の髪が伸び続けることに拍車をかけた大事な要因だと思われます。

 

いくらセックスアピールのためと言っても、
髪が伸び過ぎると、揺れて目立ちすぎたり、絡まったりすることに変わりはありません。

 

ですので、まだ高度な道具を作れなかった時代は、髪の毛は現在ほどは伸び続けなかったのではないかと思われます。

 

ですが、やがて人類は石を加工して高度な刃物を作る術を手に入れました。
すると、髪の毛が伸び過ぎたら切ることができるようになります。

 

こうなると、髪の毛が伸び過ぎても不便になる前に切ればいいわけなので、もはや伸び続ける髪はリスクでなくなりました。

 

最後に

いかがだったでしょうか?

 

現在の私たちは、とてつもなく長い進化の結果、たどり着いた姿です。

 

どんな小さな特性でも、それは進化による絶え間なき取捨選択の中、長く遺伝子プールの中に存在し続けている“エリート”なのです。

 

現象には必ず理由があるはず。

 

小さなことに疑問を持ち、深く掘り下げて考えることで人生は驚くほど豊かになります♪(´ε` )

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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